板金加工は塑性加工の1つで、金属の板を切断・抜き・曲げ・溶接などの方法で加工します。

金属の板を母材とし、切断・抜き・曲げ・溶接などの金属部品の基本的な加工全般です。ブラケット・パッキン・ダクト・バネ・カバー・ガスケットなど、様々な部品を作り出すことができ、使用されている業界も航空宇宙・医療・自動車・建築・家電と多岐に渡り、金属を扱う部品には必須とも言える加工方法です。

汎用金型を用いた加工を行うため、多品種小ロットの生産に適しています。

部品を軽量化できる

板材から加工するため、板厚によって強度との兼ね合いを自由に考慮した軽量化が可能です。薄板の加工は歪みが懸念されていましたが、ファイバーレーザー溶接の登場によって、溶接による歪みも軽減され、より軽量化しやすくなっています。

複雑な形状に加工できる

切断・抜き・曲げ・溶接と板金加工は多くの加工方法があるため、作成可能な製品の形状は自由度が高く、幅広いニーズにお応えできます。

強度を向上できる

板金加工には部品の強度を高める方法が豊富にあります。曲げ箇所にはリブ加工を施すことで、曲げ部の強度を向上させることができます。平面や曲げ部分には、長孔や台形形状に溝を作ることで強度を向上させるビード（ビーディング）が可能です。また、端面を曲げて強度を向上させることもできます。

機械加工

レーザー加工機やベンディングマシン、タレットパンチプレスなどの機械で数値を制御した加工を行い、手加工よりも高精度で短時間に多くの部品を加工することができます。

手加工

曲げや打ち出しなどの手作業により加工します。効率や精度は機械加工よりも劣りますが、機械では難しい複雑な形状への対応が可能です。

• 手加工で加工を行う必要がある場合は費用が高く、納期が長くなる傾向があります。
• 治具が必要になる加工はその製作費分費用が高くなります。

当社は切削加工によるプラスチック・金属の高精度部品加工を得意とするパーツメーカーです。ロケット部品や衛星部品などの宇宙部品の加工を中心に取り扱います。部品製作・試作を1図面・1個からの製作を承ります。

ご依頼は構想のみの段階からも承ります。打ち合わせの上、加工に必要な3Dデータ、検査のための図面を作成させて頂きます。

素材選定など、設計段階からのご相談もお任せください。社内の加工現場のエンジニアと共にお客様の課題を解決するお手伝いをさせて頂きます。

ご相談・お見積りは無料です。お気軽にご連絡ください。